インフルエンザの予防接種は大人が打っても意味がない?

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12月もあっという間に半ばに入りました。
日を追うごとに寒さが厳しくなってきて、起きて布団から出るのもツラくなってきますね。

この時期になるとインフルエンザの予防接種を受ける方も増えてきます。
私のお客様のクリニックでも予防接種待ちの患者さんで待合室があふれかえっていました。

みなさんはインフルエンザの予防接種はしましたか?
わたしはインフルエンザの予防接種は「打たない派」の人間です。

インフルエンザの予防接種は意味がない?

インフルエンザの予防接種に対しては「肯定派」と「否定派」の二つに意見が分かれるようです。
具体的にどのような意見がでているのでしょうか。

インフルエンザ予防接種を受けた場合のポイント

▼ 副作用の可能性がある
▼ 予防接種してもインフルエンザにかかることもある
▼ 予防接種したほうが症状が軽くなる可能性がある
▼ 費用がかかる

インフルエンザ予防接種を受けない場合のポイント

▼ 自己防衛機能の免疫が活性化して抗体ができる
▼ 同じ型のウイルスが次に来た時に感染を防ぐ
▼ 年齢が進むにつれて丈夫になる
▼ 副作用の心配がない
▼ 費用がかからない 

というところがポイントのようです。

肯定派の意見の多くは
「予防のため」
「もしインフルエンザになっても症状が軽くなる」
という点を重視して受けている方が多いかと思います。

逆に否定派の多くは
「そもそも打ってもかかるときはかかる」
「お金がかかるし病院に行くのが面倒臭い」
という意見が多いようですね。

昔は学校で予防接種していた

私が小学校のころは、学校でインフルエンザの予防接種を行っていた記憶があります。
11月ごろになると順番に保健室へ行って注射を打たれた嫌な思い出がありますね。

実は私たちが小学校のころはインフルエンザの予防接種は義務だったのです。
それが1994年の予防接種法の改正により、インフルエンザの予防接種は任意接種となりました。

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これは多くの子供たちがインフルエンザの予防接種を受けたことが原因と思われる副作用が頻発したからだと言われています。
(実際のところは因果関係が判明していないそうですが・・・)

ちなみに、それまで年間で430万口分のワクチンが製造されていましたが、94年の改正で30万口分まで激減したそうです。
その後、20世紀後半に高齢者を中心としたインフルエンザの大流行によって、再びインフルエンザの予防接種にスポットライトが当たり始め、最近では大人も中心に3千万口分程度の生産量になったのだとか。

つまり、私たちが子供のころは「インフルエンザの予防接種は子供が受けるもので大人が受けるものではなかった」というコトなのですね。

子供の方が圧倒的にかかりやすい

実はあまり知られていませんが、インフルエンザは年代によってかかりやすさに相当の差があります。

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これは東京都の調査なのですが、インフルエンザに感染した人のうち、0~19歳までの占める割合がなんと75%なのです。
つまりインフルエンザにかかるのは、ほとんどが子供なのです!

昔から大人になるにつれてインフルエンザにかかりにくくなると言われていました。
だから昔の大人はインフルエンザの予防接種などしなかったのです。

1999年に高齢者にインフルエンザが流行して死に至る方が増えましたが、当時は老人ホームが急速に増え始めた年代とも重なります。
どちらかというと衛生面でまだ不備があった介護施設が原因で、感染性の高いインフルエンザが流行してしまったとも言われています。
ですので、本当にインフルエンザが原因だったとは言い切れない部分もあるのです。

子供から感染する恐れがあるのでお子さんがいる家庭では打った方が良いかもしれませんが、そうでなければあまり意味がないかも?

体力をつけるのが大事

インフルエンザは確かに感染性が強いですが、結局は「カゼ」の一種であることに違いはありません。
(医学用語で「カゼ」という病気はないそうですけどね)

キチンと体調を管理して毎日を過ごしていれば、そんなに恐れることは無いと思います。
万が一、インフルエンザに罹ったとしても、ちゃんと休息を取って汗をかいて栄養を摂れば大丈夫でしょう。

風邪にかからない体力をつける、風邪をひいても回復できる体力をつける

普段の生活の心がけをした方が、予防接種を受けるよりもよっぽど効果的です。
ちなみに担当のクリニックのドクターにも「鈴木さんなら大丈夫だね!」とお墨付きをいただきました(^o^)丿

予防接種は医療費控除の対象外です

ちなみにインフルエンザなどの予防接種にかかった費用は、医療費控除を受けることが出来ません。

あくまで医療費控除の対象となるのは「治療」に係る費用です。
インフルエンザの予防接種をはじめ、うがい薬やマスクなど「予防に関する費用」は医療費控除の対象外ですので気を付けてくださいね!

ちなみに今年度の税制改正大綱で新しい医療費控除制度がスタートする予定となりました。
市販薬を1万2千円以上購入すれば最大で8万8千円までは控除できる制度のようです。
まだ案の段階ですが、詳しく決まったらまた記事にしたいと思います。

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すずき会計代表 税理士 行政書士 小田原・湘南地域を中心に地域密着で中小企業をサポート。 「走る税理士」としてトレイルランニングで百名山制覇に挑戦中! 相続や事業承継などに特化した「小田原相続サポートセンター」や起業家を支援する「小田原会社設立開業サポートセンター」などを運営している。

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