会社にした方がトクする?ソンする?

「これから起業しよう!」「事業を大きくしていこう!」「新しい事業を始めよう!」

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事業を大きくしていこうと思うとき、一番に思いつくのが「会社を作ったほうがいいのか」ということ。

 

やっぱり事業をしていくには会社にした方が良いんじゃないかと思う方が多いのではないでしょうか。

でも、会社を設立する前にもう一度よく考えてみてください。会社を作るのにもメリットとデメリットの両方があるのです。

 

ここで代表的なメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

 

会社を作ることのメリット

  1.  収入がある程度以上になってくると、個人事業よりも会社にした方が所得税と法人税の税率のメリットがあります。
  2. 個人事業の事業所得を役員報酬などの給与所得に振り替えることによって、給与所得控除のメリットを受けることが出来ます
  3. 個人事業では認められない経費(生命保険や旅費、会費など)も、会社では経費にできる場合があります。
  4. 事業主やその家族に対して、役員等に就任することで退職金を支払うことが可能となります。
  5. 会社の方が対外的信用度が高くなる傾向があるので、大規模な法人と取引できるなど事業を展開していくうえでのメリットもあります。
  6. 銀行から融資を受ける際、信用力の関係で会社の方が有利になるケースもあります。
  7. 個人事業を会社組織に変更(法人成)することにより、最大2年間の消費税の免除(免税事業者)となることが可能です。

 

会社を作ることのデメリット

  1. 個人事業よりも作成しなければならない書類などが増えるので、併せて事務負担が増えます。
  2. 赤字の場合でも最低70,000円~の法人住民税を負担しなければなりません。
  3. 会社を設立するときだけでなく、組織変更や解散するときにも登記費用などの経費がかかります。
  4. 社会保険や労働保険などの加入が義務のため、保険料や事務負担が増えます。
  5. 事務処理や運営について専門家(税理士や社労士など)の知識が必要となるため、それらの費用がかかります。

 

 

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会社設立について代表的なメリットやデメリットはこのようなものがあります。

もちろん他にも色々と個人と会社で違う部分があります。

 

ただ、上記のメリット・デメリットを検討すると、ある程度事業の規模が大きくなってきたときに会社組織に変更すると会社設立のメリットが大きくなってくることが分かると思います。

 

それではどのくらいの規模になった時に会社を設立した方が良いのでしょうか?

 

次回はその点について触れたいと思います。

「個人事業を会社組織にするのに良いタイミングとは?」