スタッフが仕事に求める3つの欲求~モチベーションをあげて業績を上げるポイント~

仕事に対するモチベーションは人によって違いますよね。

「休みなんて少なくても良いから給料の高いトコロで働きたい」
「給料よりも休みがしっかりとれるところで働きたい」

自分の置かれている環境や考え方によって、それぞれ求めるモノが変わってきます。

スタッフの能力を最大限に生かしたいと思っている場合には、働く側がどういう気持ちなのかを考えなければなりません。

 

スタッフが仕事に求める3つの要求

 

スタッフ・従業員が「仕事を頑張ろう」とモチベーションをあげていかなかければ、社長一人が頑張っても業績は上がりません。
スタッフ一人一人がどのような気持ちで仕事に臨んでいるかを良く考えなければなりませんね。

仕事へのモチベーション、仕事への欲求の理論として有名なのが「ERG理論」というもの。
アメリカの心理学者クレイトン・アルダファーがマズローの欲求階層説を進化させて提唱した理論です。

ERG理論とは、次の3つの欲求の頭文字をとってつけられた名前です。

① Existence(生存欲求)

まずは生存欲求というもの。
生きるために必要な物理的な欲求であり、仕事で考えるとお給料や待遇といった具体的な雇用条件です。

▼ 給料や賞与
▼ 休日や勤務時間、残業の有無
▼ 勤務地や勤務形態

このような求人情報などで確認できる基本的な条件のこと。
家族の状況や住所などによっては、給料や勤務地を最重要視しなければならないかと思います。

もちろんこういったポイントも重要なのですが、この情報だけで仕事を選んでしまうと仕事に対するモチベーションが上がらないということも良くあります。

② Relatedness(関係欲求)

次に関係欲求というもの。
上司や同僚、関係先などに認められたいというような欲求であり、仕事で考えると人間関係といった条件です。

▼ 上司やほかのスタッフとうまくやっていけるかどうか
▼ お客様などとのやり取りでイヤな思いはしないか
▼ 仕事のことで家族とミゾが出来たりしないか

求人情報だけではこういった内容まではなかなか分からないですよね。
ただ、就職してもすぐに辞めてしまう一番の原因は人間関係と言われています。
またギスギスした関係の職場では、仕事へのモチベーションも上がらないというもの。

実際にはこのような情報は内側に入ってみないと分からないことが多いものですが、多少であれば外から見ても分かる部分もあります。

ある程度社内の情報をオープンにしていくこともポイントですね。

③ Growth(成長欲求)

最後に成長欲求というもの。
自分の能力を高めていきたいというような欲求であり、仕事を通じて自分のポテンシャルがあげられる可能性があるといった条件です。

▼ ずっと同じ仕事では無く新しい仕事に挑戦できるか
▼ 資格や免許など対外的な能力をあげていくことが出来るか
▼ 会社自体も新しい成長をしていけるかどうか

いくら給料がそこそこでも、ずっと同じ様な仕事ばかりしていては飽きてしまってモチベーションも上がりません。
やはり自分自身を高めてくれるような内容の仕事をした方がチャレンジ精神も湧いてきます。

これは自分自身だけでなく、会社自体も成長しているかというポイントも重要になります。

いくらスタッフ自身が成長しても、そのハコである会社が成長していなければ

「ここでずっと働いていても将来が無いな・・・」

と思われてしまいます。
そうであればスタッフが優秀になればなるほど辞めてしまいますよね。

スタッフに成長を期待するのであれば、会社自体も成長していくことを忘れてはいけません。

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どれか一つでは無くバランスをとること

 

これら3つの欲求についてはバランスを持ってコントロールしていくことが大事です。

給料が高くても、人間関係が悪かったりずっと同じ仕事ばかりさせられていては仕事へのモチベーションも上がりません。
人間関係が良くても、給料が安ければ生活できずに続けられないというコトもあるでしょう。

順調に伸びている会社は、これらの3つの要素がバランスよくとれています。
多くの社長は「給料などの待遇を良くすれば人は集まる」と思っているようですが、現実はそうではありません。

特に20~30歳代の若手世代は、①生存欲求よりも②関係欲求や③成長欲求を重視する傾向が強いです。
これらのバランスを取った経営をすることが大事です。

 

まとめ

 

自分も20~30歳代前半までは大手の会計事務所でスタッフとして働いていました。

給料などの待遇や仕事を通じてのスキルアップなどについてはそこそこ満足していたので、①生存欲求と③成長欲求は満たされていました。
ただ②関係欲求だけはダメでしたね。

良くも悪くも同族会社だったので、所長や所長の家族の意向で経営方針がコロコロ変わります。
所長とスタッフとの意思疎通がうまく取れていなかったので、人間関係が非常にギクシャクしていました。

こういった社長とスタッフとの人間関係の問題は小さな会社では良くあること。
逆を言えば、このポイントを押さえておけばスタッフのモチベーションを維持することが可能とも言えます。

社長の独りよがりにならないように、キチンとスタッフとコミュニケーションをとっていくことが大事ですね。

 

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【編集後記】

ウチの事務所も採用活動をしていますので所長の自覚を大事にしていきたいと思います・・・(`^´)>

※ブログをしばらくお休みしてしまいました。
やはりいったん中断してしまうと再開するのは大変ですね。

【今日のトレーニング】

今朝はちょっと体調がすぐれなかったのでお休みです。
やっぱり休みを取らないとカラダにきますね・・・。

【1日1新】 1日1新についてはコチラ

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すずき会計代表 税理士 行政書士 小田原・湘南地域を中心に地域密着で中小企業をサポート。 「走る税理士」としてトレイルランニングで百名山制覇に挑戦中! 相続や事業承継などに特化した「小田原相続サポートセンター」や起業家を支援する「小田原会社設立開業サポートセンター」などを運営している。

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