資格をとっても給料はあまり増えないという現実~税理士を目指すなら給料以外の目的を持とう~

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自分自身のキャリアアップのため、仕事をしながら資格の勉強をしている人も多いかと思います。
ただ、なかなか仕事と勉強を両立させるのって結構難しいんですよね。

普通に会社に行って仕事から帰ってくれば、勉強の時間に充てることが出来る時間は寝る前までの数時間だけです。
仕事と勉強だけでは気分も滅入ってしまうので、ストレス発散に好きなことをすることも生きていくうえでは欠かせないことです。

「そんな無理をして勉強しても意味がないんじゃないかな・・・」
そう自問自答するときもあるかもしれません。

ぶっちゃけ、やりたくないなら勉強なんて辞めた方が本人のためです。

会計事務所の人間がすべて税理士を目指しているわけでは無い

自分は23歳で地元の大手会計事務所に就職して税理士業務の補助をする仕事をしていました。

会計事務所にお勤めしたことのある方なら分かるかもしれませんが、事務所の規模や環境によって仕事の内容は千差万別です。
ひたすらにコンピュータに伝票入力ばかりさせられるような事務所もあれば、担当のお客様をもたされて顧客対応・申告書の作成まで一貫して職員がする事務所もあります。

前の事務所では入社後3ヵ月ほどで15件ほどの担当をもたされました。
お客様のところへ訪問したり、法人税などの申告書の作成から打ち合わせの処理までほとんどしていました。
年数がたつにつれて担当も増えていき、最大で40件弱の担当まで増加。
3年もすれば5名前後のチームのリーダーになって他の人の申告書のチェックまで担当。
さらに相続税の財産評価や申告書作成まで受け持つようになりました。
ある程度のパソコンの知識があったので、サーバやネットワークの管理もやるようになっていましたね。

なんかここまで書いていると「結構すごいボリュームの仕事をしてたな・・・」と自分でも思います。
ただ、その時に培った実務処理があるからこそ、一人で独立して事務所を立ち上げたときに「何をしなければならないのか」ということが自然と身についていたんだと思います。

税理士事務所に勤めていると「将来は試験に合格して税理士になるんでしょ?」と思われがちですが、全ての職員が税理士を目指しているかといえば、そういうこともありません。
ただ単に生活するために、普通の会社に勤める感覚で働いている人の方が圧倒的に多いです。

もちろん将来税理士になるコトを目指して働いている人もいますが、実際のところはそういった人は少数派です。
いても「カタチだけ試験を受けています」「試験を受けるフリをしています」という人も多いものです。

かくいう私も20歳代のころはそんな感じでした。
カタチだけは受験申し込みをして、8月の試験だけは受けに行くということを繰り返していました。
実際にちゃんと試験合格のための勉強を始めたのは30歳になってからです。

そもそもその資格は絶対に必要なのか

税理士事務所を運営していくためには、少なくとも事務所に税理士が一人いれば大丈夫です。
個人事務所であれば代表者は有資格者でしょうし、税理士法人であれば複数の税理士がいます。

ですから税理士事務所で働くためには、税理士の資格はあっても無くてもどちらでも構いません。
もちろんあった方が待遇面などで多少評価されるでしょうが、正直「あったらいいね」程度だと思いますよ。

事実、私の場合は資格を取る前と取った後でどれだけ給料が上がったかといえば「月に3万円」です。
しかも税理士会の会費などの費用は自分持ち。
税理士会の会合や研修などへの参加は有給つかって休みを取っての参加だったので、待遇面ではほぼ変わらなかったといってよいですね。

雇っている側にしてみれば「資格がとれたからと言って急に仕事が出来るようになるわけでは無い」わけですから。
どちらかといえば無資格のままの方が有難かったかもしれませんし。

まぁ、資格を取る前から、自分が行っていた仕事の質やボリュームに対してそれなりのお給料を貰っていたので、待遇面については不満はありませんでした。
ただ、資格取得後の扱いについては「あぁ、資格をとってもこの程度の評価なんだな」という感想をもったのは事実です。

その点については、自分が経営者になってから良く分かるようになりました。

経営者がお給料を払う基準は「その従業員が会社にもたらす利益」です。
「従業員が持っている属性」に対して給料を払うわけでは無いというコトです。

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勉強をやめて仕事に専念するのもアリだと思うよ

自分が本気でお給料を上げたいと思うのであれば、一番の最短の方法は「資格を取るコト」ではなくて「会社に利益を上げる人財になるコト」です。

会社に利益をもたらせる存在になれれば、自然とお給料面にも跳ね返ってくるはずです。

もし、お給料などの待遇面に跳ね返ってこないのであれば、それは「経営者が経営者としての才能がない」か「利益を上げていると思っていても実際にはあげていない」かのどちらかです。

最近はどこの業界も人手不足ですので、利益を上げてくれる人材はどこの会社も喉から手が出るほど欲しいのです。
そんな存在になれれば、ちゃんとした経営者であれば必ず待遇で見返りをしてくれるはずです。

会計業界の労働分配率(会社の貢献度にたいするお給料など待遇の割合)は30~50%が基準と言われています。
つまり自分があげている売上の30~50%のお給料はもらえるはずです。

年収500万円欲しいのであれば、経営者が求める売上は1200万前後。
それだけの売上をあげられる存在になっていますか?

まとめ

もし、お給料だけを求めて資格を目指しているのであれば、勉強を頑張るよりも売上を上げる人材になることを考えた方が近道です。
その方がストレスをためることなく生活をしていくことが出来るでしょう。

それでも資格を目指すのであれば、お給料以外の何かを求めなければやってられません。

▼ 資格を取って独立開業して理想の税理士を目指す
▼ 出版やセミナーなど、サラリーマンでは味わえない自己実現を目指す
▼ やっぱり何となく「税理士」ってかっこいいじゃないですか~(^^♪

最後の理由はともかく、「資格を取ってお給料を上げる」ということは「資格取得の代償」と比較すると小さすぎるのです。

 

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【編集後記】

木曜日の夜は飲み過ぎてしまい、ベッドに入ったのが深夜1時。
それにもかかわらず、早朝5時には目が覚めてしまいました。
習慣とは恐ろしいものです。(-_-;)
まだ前夜の酔いも冷めないうちからブログ書いていました。。。

【今日のトレーニング】

今朝はビルドアップ走にチャレンジ。
5キロごとにペースアップしていき、25:42 → 23:46 → 21:54 まであげました。
最初の5キロの入りがちょっと遅かったですが、とりあえず25分→24分→23分の目標はクリア。
次回は24分→23分→22分で設定します。

【1日1新】

セブンイレブンのドーナツ(お土産で頂いたもの)
TBSの天気予報

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すずき会計代表 税理士 行政書士 小田原・湘南地域を中心に地域密着で中小企業をサポート。 「走る税理士」としてトレイルランニングで百名山制覇に挑戦中! 相続や事業承継などに特化した「小田原相続サポートセンター」や起業家を支援する「小田原会社設立開業サポートセンター」などを運営している。

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